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 「ゆれて、迷って、今がある」

 子どもにとって一番自分をわかってほしい存在であるのが親です。

 でも親にとって不登校やひきこもりになった我が子と向き合い、理解していくことはそう簡単ではありません。

 さまざまな経験をし、今、子どもといい関係を築いている親の皆さんに登場いただき、体験を通して、どのようなことを大事にしていったらよいのか、全国大会の最後に考え合いましょう。

 95歳の大田堯さんは、日本の第一人者の教育研究者で、「生命」の根底から教育とは何かを問い続けてこられています。

 

 大田さんの歩みを描いた映画『かすかな光へ』(森康行監督)は全国300ヵ所以上で上映されています。また、これまでの著作を大田さんが自ら編集した大田堯自撰集成』(藤原書店)全4巻も刊行中です。

 

 今回は「生命を尊重するとはどういうことか」「子どもの学ぶ権利はどうしたら満たされるのか」「生きるとは・学ぶとは」ということについて語っていただけると思います。

 

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大田堯(おおたたかし)さん プロフィール

 

教育研究者。東京大学名誉教授、都留文科大学名誉教授。日本子どもを守る会名誉会長。東京帝国大学文学部卒業。東京大学教育学部教授、日本子どもを守る会会長、都留文科大学学長、日本教育学会会長などを歴任。専攻は教育史、教育哲学。現在も、講演や執筆にエネルギッシュに取り組んでいる。広島県出身。

主な著作は「かすかな光へと歩む」(一ツ橋書房)、「教育の探求」(東京大学出版会)、「教育とは何か」(岩波新書)、「地域の中で教育を問う」(新評論)、「子は天からの授かりもの」(太郎次郎社)、「生命のきずな」(偕成社)「子どもの権利条約を読み解く」(岩波書店)ほか多数。

当事者交流サロン(※)

当事者交流サロン

 不登校やひきこもリの当事者ならではの経験・気持ち・悩み・苦しみ、そして楽しく過ごすコツなど、他の人と語りたいこと、聞いてみたいこと、いろいろあると思います。

 この合宿には、そうした当事者・経験者も多く参加されます。そして、毎年交流サロンの時間をとっています。

 どうぞまずは聞きに来てみてください。20代・30代の青年どうしで、心おきなく交流しあいましょう。

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◎この時間は、当事者どうしの交流の場として設定しております。

 それ以外の方(親・支援者の立場の方など)は参加いただけませんので、ご理解ください。

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